PANTALA(パンタラ)とは、学術用語でトンボの事を意味します。
日本では古来から昆虫は魂の乗り物であるという言い伝えもあるように、非常に霊的な生物として親しまれてきました。また戦国時代には、前にしか飛ばない習性から「勝ち虫」と呼ばれ、決して後退しないという心意気を示すために兜や武具の装飾などに武将たちが好んで用いり、現在でも勝負事に縁起の良いモチーフとされています。
そして個人的な事ですが、トンボには強い思い入れがあります。両親が他界したとき、葬儀場から火葬場までの間、一対のトンボが霊柩車の助手席にいる私のそばを離れることなく、仲良く寄り添いながら30分以上先導し続けてくれました。あのトンボたちは、私の両親の魂を乗せて、寂しくて心が折れないよう、私を励ましてくれたのだと今でも信じています。その時から、私にとってトンボは見えない世界からの愛情を受け取るサインのような特別な意味を持ちました。
大切な愛情の意味を持つトンボのモチーフを、PANTALAという言葉とともに精魂込めた商品の顔として、世に送り出したいと思います。
1人でも多くの方の目に留まり、皆さまに幸せを運んでくれるよう願いを込めてロゴとしました。